2024年10月・北海道②六花亭本店~札幌ぶらり~CTS→ITM

国内旅行記

ドーミーインで腹13分目まで朝食を取った重々しい身体で札幌市内へ。
目当てはイートインスペースがあるという六花亭の本店。
ドーミーイン札幌ANNEXから歩いて行ける距離だったので、チェックアウト後、ぶらぶら周りを見学しつつ、六花亭へと向かうことに。

ホテルのすぐそばに憧れのセイコーマートがあったのでちょっと寄り道。

北海道らしいアイスや巨大なおにぎり、デカデカと貼られた”店内での写真撮影OK”の文字など、
見慣れぬものにドキドキワクワク。
ただしお腹はパンパン、ちょっと何かつまもうかしら…という気もわかず。
悲しみに暮れながらセイコーマートを退店。

路面電車だ!と思ってスマホを構えたときにはすでに電車は遥か遠くへ。
この日は大変天気が良く、澄んだ冷たい空気と綺麗な青空で魂が浄化されるような気分でした。

大通り公園ごしに見えるさっぽろテレビ塔。
六花亭がオープン10時までまだ1時間弱あるので、北海道庁へ。

写真では分かりづらい、工事中の北海道庁赤れんが庁舎。
庁舎プリントの布(?)で覆って隠す荒業に気付いた瞬間爆笑するなど。

庁舎は残念な感じだったものの、その周辺の池や緑はとんでもなく綺麗。
明らかに職員ではなさそうな人が沢山散歩をしたり、ベンチに座って池を眺めたり、大変良い場所だなぁと思いました。

庁舎前の並木通を通って、六花亭の開店時間までスタバのチェックインで時間をつぶします。

無事北海道のメダルをゲットしてほくほく。
外はひんやり涼しいくらい、ほっと温かい飲み物で英気を養いつつ、せっかく空いてきたお腹が水分で満たされる恐怖を味わうなど。
開店15分前にスタバを出発。六花亭、札幌本店へ向かいます。

10分前に着いた段階で待っている人は0。
イートインスペースは平日の朝でも行列と聞いていたので早めに来たものの、若干肩透かし。
その上、

お店のオープンは10時、喫茶は10時半オープンの表記が…。
そりゃ誰も並ばんな…と一旦離脱しようと思ったものの、いつの間にか私の後ろには長蛇の列が。
数分の差でこんなに並ぶの?!とビビりつつ、開店と同時にお店に入り、そのまま喫茶の待機列へ。
ダッシュする人がいないあたり、札幌の方(六花亭の客層?)は質が良いなぁと、質が悪いことで有名な大阪人は思いました。

可愛い店内を眺めつつ待つこと30分。
係の方の案内で2階の喫茶へ。

ガラス張りの明るい店内に真っ白の家具。
一番最初に乗り込んだこともあり、六花亭のイメージそのままの喫茶室にプチ感動。

壁に飾られたアートも可愛いね~とちらちら眺め

通されたのは道路に面したガラス張りの一帯、一番奥の座席。
この時間は、この席だけ直射日光が当たるようで、高まる特別感(お手軽)。
椅子は硬いですが、六花亭模様のクッションがとんでもなくフカフカなので座るのは苦になりません。

今の季節のメニューはこちら。
一番食べたかったのはパンケーキでしたが、まだ朝食の海鮮が未消化のままお腹におり、さすがにパンケーキは入らないな、と断念。
葛藤の末、注文したのはこちら。

新栗シャンテリー、プレミアム25(かぼちゃ)、イチゴミルクの3つをオーダー。
まずは新栗のシャンテリー。
中にはほろほろにほぐされた蒸し栗が入っています。
ラム酒の香りと合わさって大人の味。
私は洋酒+栗の組み合わせが大好物なので、これはもちろん大好き。
上にかかったクリームも、いわゆるホイップクリームよりはもっと緩めで、とろっとしたミルク感強めのクリームでした。
プレミアム25(かぼちゃ)はTHEかぼちゃ!といった非常にシンプルな味。
ものすごく甘いカボチャを蒸して濾して固めたおやつ、のような、素朴かつかぼちゃの風味がしっかり感じられる一品。
案外硬くてしっかりした生地で、底に入っている小豆のほろっとした食感が良いアクセントでした。
イチゴミルクは飲む前に自分でかき混ぜて、色が変わっていくところが見られるのが楽しいですね。
子供は絶対大喜びしそう。
味は見た目の想像通りですが、牛乳が全く臭くなかったのが北海道の力ということでしょうか。

もともとお腹がすいていない状況で、さらにケーキ2個とイチゴミルクを飲み、本日二度目の腹13分目になったところで喫茶を退室。

1階の売店でお土産を物色し、六花亭を後にします。

六花亭から歩いて数分、北海道大学植物園へ。

時間の都合で博物館の中までは見て回れなかったものの、入ってすぐの芝生にリスがいたり、そこここに野鳥がいたりと、植物園といいつつ自然の中に暮らす動物も見ることができます。
スマホの充電残量が怪しく、中の写真はほぼ撮れませんでしたが、しっかり目に焼き付けたのでOK。
舗装されていない地面がほとんどなので、歩きやすい靴で、キャリーケースは入口のロッカーに預けましょう。

そろそろ空港に向かいましょう、ということで札幌駅へ。
札幌駅から空港までの移動は快速エアポートという特別快速が便利だと聞いていたので、それに乗ることに。
改札を通って電光掲示板をチェック、快速エアポートと書かれた箇所を発見すると発車時刻が1分後!
大慌てで快速エアポートに飛び乗ります。
無事発車してからふと気づく、あれ、これ方向逆では…?
ざっくりとした位置関係で、新千歳空港は札幌より南東にある、と頭にあったにも関わらず、電車は明らかに西に向かって動いている。
車内に貼られた路線図、iphoneの位置情報、どれを見ても乗っている電車は逆方向…。
慌てて次の桑園駅で下車。
駅の方に事情を説明し、新千歳空港に向かう次の電車を教えていただいて正しい電車に乗りなおします。
今回の北海道行で2度目のやらかし、反省。

快速エアポート”新千歳行き”に乗車し、過ぎていく美しい景色を眺める時間、プライスレス。
死ぬほど焦って冷や汗で微シャビシャになりながら乗り換えた人間とは思えぬ優雅な電車の旅を過ごしました。

なんやかんやで新千歳空港に無事到着。
ここでのお目当ては1つ。

国際線搭乗口の方へ向かいつつ、途中の分岐でスマイルロードへ。

ロイズチョコレートワールドに到着!!!!!!
その存在を知った時から夢見続けていた、ロイズのベーカリーに、ついにやってきました。

ショウケースの中にはチョコレートをたっぷりつかったパンがきらめきながら鎮座。
まだお腹はいっぱい、でもここまで来てこのパンを買わないという選択肢は私にはない。

夢にまで見た”グテ”。
ロイズの美味しい美味しい板チョコがそのまま挟まった暴力的な一品。
食べてみると、板チョコレートとは別にチョコレートクリームがパンの中に挟み込まれている二段構え。
一緒に買ったパンオショコラも大変美味しく、北海道まで来てよかったと心から思いました。
ありがとうロイズ。ありがとうチョコレート。

甘いものが続いたのでスープカレーの口になりつつも、胃袋にはもう隙間なし。
充電もしたかったので、カードラウンジ、”スーパーラウンジ”へ。

他のカードラウンジでは見たことがない、受付に飴のサービス。伊丹→新千歳便に乗った時も飴がもらえたので、北海道は飴をくれがちなのか…?と嬉しく思いつつ拝借。

紅茶派なので、ティーバックの種類が豊富で嬉しいですね。
ドリンクコーナーにも飴が置いてあって、優しさを感じます。

一人掛けのソファを陣取り、お茶と飴をいただきつつひん死のスマホを充電。

充電は復活、搭乗時刻も迫っていたのでラウンジを出て保安検査を通過。
修学旅行生の団体でごった返す搭乗口で小腹がすいてしまったのでおにぎりを購入。

もう少し時間があればスープカレーが…と涙を流しつつ、2秒でおにぎりを食べて搭乗口へ。

この日のCTS→ITM便は満席。悲しいことに取れた座席は3列シートのど真ん中、Bの席。
嫌すぎてクラスJへの当日アップグレードも狙っていましたがあっさり落選。
その後、座席の両隣の人があまり良い感じではない人(ニュアンス)だったため、記憶を消してITMへ到着。

伊丹空港でミャクミャク様によしよしされ、帰路へ着きます。

とにかく食べまくった北海道、これにて完。
沖縄に引き続き、旅行後微熱が出て絶賛寝込み中。

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