11月末にキャセイパシフィック航空を利用して台湾に行ってきました。
初めてのキャセイパシフィック航空かつ初めての海外一人旅ということで、ドキドキの旅路でしたが、無事帰国できたので搭乗記をまとめておきます。
キャセイパシフィック航空とは
香港のフラッグ・キャリアであるキャセイパシフィック航空。
JALと同じ、ワンワールドに加盟しており、スカイトラック社による格付けでは、実質最高評価である「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World’s 5-Star Airlines)」の認定を受けています。
フライト情報
往便
便名:CX0565便
経路:KIX→TPE(→HKG)
所要時間:2時間25分(16:05→18:30)
機体:ボーイング777-300(77P)
シート:エコノミー
予約クラス:L
復便
便名:CX0564便
経路:(HKG→)TPE→KIX
所要時間:1時間40分(11:15→14:55)
機体:ボーイング777-300(77P)
シート:エコノミー
予約クラス:L
今回利用したのは9月に発売されたキャセイパシフィック航空日本就航65周年記念スペシャル航空券。
プロモーション価格のため予約クラスはL、JALマイルへの積算率は50%でした。
機体
往便、復便ともに機体はボーイング777-300の77P。
前方42席がビジネスクラス、その他396席がエコノミークラスで合計438人を収容する大型の機体。
エコノミークラスは3-4-3の横10人。
なかなかの詰め込み具合ですが、はたして?
座席はこんな感じ、キャセイカラーのグリーンがオシャレ。
ヘッドレストは上下に可動可能かつ、折り曲げて左右の支えにすることも可能。
写真はありませんが、座席の下にコンセント(全世界対応)、モニター横にUSBポートあり。
モニターはタッチパネルタイプで、感度も〇。
モニター下の収納箇所はちょうどスマホが入るサイズのミニポケットもあり、これが意外と便利でした。
往路のCX0565便ではフライトカメラがあり、走行中も機体下のカメラから外の景色が見れたので楽しかったです(残念ながら復路ではフライトカメラなし)。
ボーイング777-300はヘッドレストの高さが合わない(調整しても×)ので個人的には苦手な機体ですが、縦幅はそこまで狭くないので我慢できないほどではありません。
機内食
往路
キャセイの通常機内食が食べてみたかったので、往路は事前指定なし。
ただ、ここで問題。
大阪発便なのでおそらく日本語が話せる乗務員の方も搭乗はされているようですが、ほとんどの方が(おそらく)香港の方で日本語×。
以前、エバー空港やチャイナエアラインに乗ったときは座席モニターで機内食を確認できたのですが、キャセイはモニターでメニューの確認もできず。
つまり、中国語or英語の口頭での説明のみ。
私が載った便は9割が中国の方、1割がアジア以外の海外の方、日本人は私が見る限り私のみ…という状況で、乗務員の方は当たり前のように中国語でメニューの説明をしてくださったのですが、全く分からず。
イングリッシュプリーズ、と言ったものの一つ目の説明ではチキンライスという単語が聞き取れたのみ、二つ目に至っては何一つ聞き取れず(おそらく中国の料理名)。
聞き取れなければもちろん注文もできません。選択肢はなく、チキンライスを注文。
届いたのはこちら。
下段の大きいお皿がケン〇ッキー風の骨なしチキンと、その下にカレーライス。
上段にはお蕎麦とハーゲンダッツ(ストロベリー)というメニューでした。
私はお肉が苦手なので非常に申し訳ないことにチキンは残しましたが、
スパイス感のないTHE日本風カレーライス(子供用)とスーパーやコンビニで売っているものと同じクオリティのお蕎麦、もちろん美味しいハーゲンダッツは美味しくいただきました。
もう一つのメニューがどんなものなのか気になったのですが、周りの席の方はみなさんチキンライスを注文されていたので結局何だったのかは不明。
己の英語力のなさを悔やんだ一ページ目となりました。
復便
複便では桃園空港のラウンジでたらふく食べる予定&往路の反省で事前にメニューを決めておきたい!ということで、事前に特別機内食のフルーツプレートを注文しておきました。
上段左はメロンにしては甘くなかったのでおそらくマクワウリ? 丸いケースはパイナップル。
下段は左からリンゴ、マクワウリ、ドラゴンフルーツ、という南国感あるラインナップ。
どれも美味しいですが、一般的に日本で食べられている果物と比べるとかなり甘さ控えめ。
意外と量もあるので、軽い食事のつもりで注文すると食べきるのに苦労するかもしれません…。
ちなみに飲み物はジュース複数種類(リンゴ、オレンジ、コーラ、ダイエットコーラ、スプライト)、ウーロン茶、暖かいお茶、水、ワイン(赤・白)、コーヒーなどがあるようでした(何があるかの説明はなく、これある?と聞いて出してもらう感じ)。
私は、往路はお水、復路は温かいお茶をいただきました。
初めて外資系エアラインに単独搭乗した感想
言葉の壁は簡単には越えられない!というのが一番の感想です(…)。
無事飛行機に乗り、入国、帰国とできましたが、その全てにおいて空港スタッフや乗務員の方をはじめとする関わった人たちの善意と歩み寄りによって成り立っていることがよく分かりました。
英語の勉強のモチベーションにもなったので、行ったかいはあります。
また、キャセイパシフィック航空についての感想としては、
・機内食は日本人でも食べやすい味付け(エバーと比べて異国感なし)
・飲み物のラインナップは多い
・乗客は日本人率低め(もちろん乗る便にもよるとは思いますが)
・乗客は自由度高め(シートベルトサインがついていてもガン無視でトイレに行く人多数)
・客室乗務員の方は男性多め(体感3~4割くらい?)
といった感じでした。
特に往路は、大阪発なので半分くらいは日本人かな?と思いきや、
周りはみんな中国(香港?台湾?)の方で、みなさんずーっと中国語でノンストップおしゃべり、という状況だったので、飛行機に乗った瞬間から海外に行ったような感覚が味わえてなかなかにショッキングでした。
私個人としては、自分の至らなさ(英語力、情報収集力)を反省する機会となり、今後の英語学習のモチベーションとなったので良い経験だったと思います。
また機会があれば挑みたい!
以上、キャセイパシフィック航空搭乗記でした。
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