母と一緒にJALを利用してベトナムのハノイに行ってきました!
実は人生初となるJAL国際線のエコノミークラス。
とにかく快適!と噂のJAL SKY WIDERに乗れるということもあり、とても楽しみにしていました♪
実際に乗ってみて確かに窮屈な感じは一切なく、とにかく広い!という前情報に偽りありませんでした。
JAL SKY WIDERとは?
JAL国際線で使用される一部の機体で採用されたシート。
シートピッチの拡大と座席のスリム化によって足元が広くなり、より広く・より快適になった「新・間隔エコノミー」。
今回登場した767-300も、このJAL SKY WIDERが採用されていました。
フライト情報
往路
便名 | JL751 |
経路 | NRT→HAN |
所要時間 | 5時間25分(18:05→22:30) |
機体 | ボーイング767-300ER(763) |
シート | エコノミー |
予約クラス | O |
復路
便名 | JL752 |
経路 | HAN→NRT |
所要時間 | 5時間40分(23:55→6:35) |
機体 | ボーイング767-300ER(763) |
シート | エコノミー |
予約クラス | N |
JMBクリスタル取得後初の国際線フライト
現在JGC(JAL Global Club)修行中の私ですが、昨年末に平JMB会員からJMBクリスタルに昇格。
昇格したものの国内線でその恩恵を受ける機会はなく、”JMBクリスタル”で検索すると”意味がない”とサジェストされるのも納得…といった気持ちでした。
しかし、国際線になると平会員に毛が生えただけのJMBクリスタルでも恩恵があります。
今回JMBクリスタルとして利用できた特典は下記の通り。
- 専用カウンターでのチェックイン
- プライオリティバッゲージサービス
- 受託手荷物無料許容量のご優待
- 空港での優先搭乗
1.専用カウンターでのチェックイン
なんと、JMBクリスタル会員になると、チェックインの際に優先レーンが使用できます。
国際線のチェックインカウンターは
・ファーストクラスレーン(ファーストクラス利用者・ダイヤモンド、プレミアム会員専用)
・ビジネスクラスレーン(ビジネスクラス利用者・JGC、サファイヤ、クリスタル会員専用)
・エコノミークラスレーン
の3つに分かれています。
なんとJMBクリスタルはこの中のビジネスクラスレーンを使用することができるんです!
エコノミークラスのカウンターが大行列の中、数人しか並んでいないビジネスクラスのカウンターでチェックインができるので、大幅な時短に。
2.プライオリティバッゲージサービス
JALグループ便利用時に、到着空港にて優先的に手荷物の引き渡しを受けることができます。
チェックインカウンターで荷物を預けるとこのような優先タグをつけていただけます。

荷物引取りレーンではファーストクラスタグ(赤)→ビジネスクラスタグ(青)の次にJMBクリスタルのタグ(緑)がついた荷物が回ってきました。
正直、エコノミーを利用すると荷物を引き取りにいくまでにそこそこ時間がかかってしまうのですが(降りる順番が遅いので)、入国審査が終わって手荷物を受け取りにいってすぐに引き取れたので、すごく良かったです。
今回、国内線で伊丹→成田の移動もあったのですが、
国内線ではこのプライオリティバッゲージサービスの対象にはなりません。
帰りの伊丹空港で手荷物を受け取ろうとしたところ、一番最後まで自分の荷物が出てこず、大幅に時間をロスしてしまったので、緑タグでも大いに意味はあると感じました。
3.受託手荷物無料許容量の優待
国際線の場合、受託手荷物は2つまで可能です(エコノミークラスの場合)。
これに、JMBクリスタルの場合+1個、荷物を預けることができます。
今回、私は母と2人で搭乗したのですが、母はもちろんノンステータス。
②のプライオリティバッゲージサービスを利用するにも、自分の荷物だけ先に出ても…という気持ちがありました。
しかし、手荷物許容量の優待で追加で1つ荷物を預けれることになり、自分の手荷物2つ+母の手荷物1つの合計3つを優先タグ付きで預けることができました。
一人旅なら不要かもしれませんが、家族と旅行に行くときに②と合わせて威力が増すサービスだと思います。
4.空港での優先搭乗
国内線では優先搭乗→グループ①(ファーストクラス、プレミア等)→グループ②(ビジネスクラス、JGC等)と搭乗し、その後は座席の位置で搭乗順が決まります。
ですが、国際線ではグループ③としてJMBクリスタルが加わります。

私は、荷物は基本的に預けてしまってオーバーヘッドコンパートメントを利用しないので優先搭乗にそこまでのありがたみはないのですが、
自分の席の上に荷物を収納したい人にとっては優先搭乗は重要ですよね。
ただ、帰りのハノイ→成田便ではグループ③~⑤はまとめて呼ばれたので、グループ③が生きるかどうかは、残念ながらその時の状況によるかもしれません…。
今回の旅行で感じたJMBクリスタルの恩恵は上記の通り。
大した事ないな、と思う人もいれば、十分ありがたい!と思う人もいる、絶妙なラインかと思います。
私は修行してて良かったな♪と思う場面が多く、国際線においてはJMBクリスタルのステータスは決して無駄にならないと感じました。
座席
今回搭乗した767-300の座席はこちら

エコノミークラスの座席は2-3-2の7列配置。
ビジネスクラス+エコノミークラスで全199席のシンプルな機体です。

これがJAL SKY WIDERの横顔。
座席がスリムな分、間隔が広くとられていることがなんとなく伝わるでしょうか。

各座席にクッションとブランケット、ヘッドホンが置かれていました。
私も母も身長が150cm代前半と小柄なこともありますが、足元に荷物を置いても窮屈な感じは全くなし。
母は、エコノミークラスなのにこんなに快適なの?と驚いていました。
機内食
今回私は事前に特別食(シーフードミール)をオーダーしていました。
搭乗してすぐに乗務員の方が特別食の確認に来られ、座席にシールを張っていかれました。

安定飛行に入ったタイミングでドリンクとおつまみのサービス開始。

最初、私はドリンクしかもらえず、おつまみもいただけますか?と聞いたところ、特別食を頼んでいるとおつまみはスキップされるそう。
アレルギーではないか確認された上でおつまみをいただきました。
特別食をオーダーされる方は、サービスの内容が変わるのでご注意ください。
通常の機内食の前に事前オーダー組の機内食が配られます。
シーフードミールの内容はこんな感じ。

メインはピラフと白身魚、サイドメニュー3種類とプチパン、デザートに柚子シャーベットがついてきました。
どれも美味しかったですが、特にピラフがホカホカモチモチでとても美味しかったです。
事前オーダーから少し遅れて通常の機内食の配膳がスタート。

・和風ハンバーグ いぇん特製焼き肉のタレ
・チキンの赤ワイン煮込み 赤味噌仕立て
の2種類から選べます。が、後ろの方の席だったため、チキンは売り切れ間近。
どっちも美味しそうなので余ってる方にしよう、と母はハンバーグをオーダー。

こちらが和風ハンバーグの機内食。
どれも美味しい!と母は喜んでいました。

通常機内食のデザートはハーゲンダッツのメープルクッキー味。
“JAL機内食限定”の文字が輝いています。
ちなみに帰りのハノイ→成田便の機内食はこんな感じ。

シーフードミールは揚げ物かつかなりボリュームがあって朝には少し重たい感じでしたが、

通常の機内食はとんかつのバインミーが。
朝ごはんには嬉しいボリューム感で喜んでいました。
ノイバイ国際空港に到着!
5時間ちょっとのフライトが終わり、無事ノイバイ国際空港に到着。
入国審査は20分程度で終わり、非常にスムーズでした。
荷物の受け取りも済み、制限エリアから出たのが現地時刻の約23時。
飲食店は店じまい中でしたが両替場やSIMのお店はいくつか開いていたので、さくっと両替しておきました。
お腹が空いていても空港での食事は厳しいかな?という感じだったので、深夜便を利用する方はしっかり機内食を食べておくか、到着後すぐに市内へ移動することをお勧めします。
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