ハノイ最終日。
起きてすぐ、ホテルで朝食をいただきます。

なんとなくお洒落な雰囲気。

そこまで広くはないですが、他に宿泊客もおらず貸し切り状態。

外が見れる席が良いよね、ということで角の席をゲット。

天気が悪く、景観はイマイチですが仕方ない。
赤い屋根と緑の木のコントラストは好き。




朝食メニューはこんな感じ。
現地っぽいものは屋台とかで食べたいよね、ということで洋食メニューから私はツナサンド、母はハンバーガーをチョイス。ドリンクとデザートもそれぞれ選択できました。

そんなこんなでワイルドなサンドイッチが登場。
パンの耳は付いたままだし、カットもしてないし、日本のサンドイッチとは風貌は違うもののこれがベトナムスタイルなんでしょう。

ハンバーガーはやや小ぶり。

デザートは私はフルーツの盛り合わせ、母はフルーツヨーグルトをオーダー。
ハノイに着いてからずっとスイカが食べたかったのでスイカが出たのがとても嬉しい。

思ったより控えめな量だったね~と言いつつ、食べ終わる頃にはお腹パンパン。
果物って意外とお腹にたまるんだなぁと感じました。
軽く身支度して外へ。
初日に行ったバインミーのお店の隣、現地の人が常に出入りしていて気になっていたんです。

調べても店名は分からず…。
E58 Ấp Mỹ Hòa 2, Xuân Thới Đông, Hóc Môn, Hồ Chí Minh, ベトナム の隣です。
メニューの写真が取れなかったので詳細は不明。
MIEN(ミエン)が食べたいな~と思ったので私はフライした魚が乗っているミエンを、母は全部乗せのミエンを注文。
たしかどっちも50.000ドンだったはず…?

これがフライした魚が乗ったミエン。

こっちが全部乗せ。
上に乗っているのは牛肉、油揚げみたいなやつ、さつま揚げみたいなやつ、トマト。
どっちもスープは同じでほんのりトマト風味のあっさりしたスープで、出汁感のあるミネストローネ?といった感じ。
ミエンは米粉でできた細い麺のことで、もっちりしたフォーと違い、プリっとした食感。巨大な春雨が近いかも。
あっさりスープとプリプリの面がとても美味しく、そこそこお腹は膨れていたもののあっさり完食。
ここからgrabタクシーを利用してイオンモールへ。
大量のナッツやドライフルーツ、インスタントフォーをお土産に購入。爆速すぎて写真はなし…。
ここで買った皮つきカシューナッツ(塩味)がものすごく美味しいと好評だったので、次回行く機会があればぜひ自分用にも買いたい。
ホテルで荷物整理をしてから、昨日で体力を使い切っているので遠出はせず、近場を観光しましょう、ということでポチポチ検索。
人気のマッサージ屋さんに行ってみることに。

店名 | Omamori Spa Old Quarter |
住所 | 48 Ng. Huyện, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム |
営業時間 | 9:00~23:00 |
支払方法 | 現金・クレジットカード |
omamoriというのは日本語のお守りを指しているそう。
視覚障碍者の方たちが働いているスパで評判も良く、チップ不要の明瞭会計なところに惹かれてこちらへ(現金不足)。
当日に決めたのでもちろん予約もしておらず、とりあえず飛び込みで空きがないか確認したところ、10分ほどで通せますよ、とのこと。
入口のベンチに座ってメニューをチェック。

私たちはシンプルな全身マッサージの”OMAMORI”の60分コースを選択。
小さい用紙をいただいて、不調な部分や触らないで欲しい箇所などあれば記入します。

マッサージ前にお茶もいただき、いざ施術。
なんとなくタイや台湾の強くツボを押すようなマッサージを想像していたんですが、ものすごくソフトタッチ。
かといって物足りないわけではなく、優しくゆっくり体をほぐしてもらえます。
ムア洞窟の階段上りで膝を痛めており、膝は触らないで!と事前にお願いしていた母も、終わった後、これなら膝もマッサージしてもらえば良かった…と後悔していました。
簡単な英語で話しかけてもらえる(痛くないですか?や、右を向いてください、程度)ので、英語が苦手な私でも大丈夫でした。
マッサージが終わり、すっきりした体と頭でそのまま旧市街観光に。

omamori spaからすぐ近く、ハノイ大教会(Nhà Thờ Lớn Hà Nội)へ。
中では何か催しをしているようで入れず。かすかに歌声が聞こえてきました。

そのまま道なりに歩くと謎の看板。

ハントロン花園という公園でした。
鬱蒼と茂った植物が異国情緒あふれる感じ。しばらく中を散歩しましたが、雰囲気が良くて好きでした。

そのまま歩いてハノイ歌劇場へ。
この前の道路がとんでもない交通量、かつ信号なしの道路だったんですが、ここを横断できたとき、ようやく現地に馴染めたな、と感じました。
ここで母が、ハノイ大教会の前で売っていた謎の食べ物が食べたい!と言い出し、戻ることに。
ハノイ大教会の前にあるちょっとした広場で無造作に売られていたこれ。

調べてみると、cốm vòng(コム・ヴォン)と呼ばれるもち米を使ったお菓子だそう。
野性的すぎる見た目に若干おびえつつ、近くにいた若いお兄さんにいくらですか?と聞くと50.000ドンとのこと。意外と高いな…と思いつつチャレンジしてみることに。

葉っぱを開くとこんな感じ。
ベースは薄緑色のもち米。トッピングにココナッツと蓮の実が乗っています。
もち米と聞いてもっちりした食感をイメージしていたものの、もっちり感はほぼなし。
少し青臭いような草っぽい香りはあるものの、ほんのり甘くておいしい。
お菓子というより、ご飯に近い感じ?
意外と美味しいね、と言いながら無事完食。もち米なのでかなり満腹感はあります。
腹ごなしに散歩しつつ、大人気のチョコレートのお店MAROUへ。

店名 | Maison Marou Café Nha Tho |
住所 | 20 P. Nhà Thờ, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội 100000 ベトナム |
営業時間 | 9:00~22:00 |
支払方法 | 現金・クレジットカード |
2階がカフェになっていてイートイン可。
1階のレジで注文してから2階へ。

カフェスペースはかなり狭め。
ベランダ?バルコニー?にも机がありましたが、この日は天気が悪いので開放していないようでした。

ホイップ付きのチョコレートドリンクとホットコーヒーを注文。
このクリームがとてもミルキーで、そのまま食べれるくらい美味しかった…。
お腹がいっぱいだったのでドリンクのみでしたが、ケーキや焼き菓子もあって美味しそうでした。

休憩後は1階の店舗でお土産を物色。
カラフルなパッケージが可愛くてテンションアップ。
おそらく一番人気であろう板チョコは買わず、お土産用に6個入りのトリュフのボックス、オランジェットのボックス、ペーストタイプのチョコ(瓶入り)を購入。3つで約5000円なので結構良いお値段ですね。
お土産と渡しておきつつ味見したところ、オランジェットは中のオレンジピールが巨大かつ日本で手に入るものと違ってレアっぽい(ドライ過ぎない)食感で、ものすごく美味しかったです。超オススメ。
MAROUを出て、ホアンキエム湖周辺でお土産を探しつつブラブラ。
帰国前にもう一度あのバインミーが食べたい!ということで再入店。

3.1のオムレツを注文。
イートインスペースが開いていなかったので、近くの閉まっているお店の前で立ち食い。

うめ、うめ、と食べていると、前の通りに大型バスが停車し、中から大量の日本人観光客が。
路上でバインミーを立ち食いしている人間が珍しいのか、囲まれてものすごくジロジロみられる…。
少し離れたところにいた母が「そこのお店で売ってますよ」と話しかけたところ、「げっ!日本人かよ!」と言っておじさんたちは逃げていきました。なんだったんだ本当に…。
薄っすら不愉快になり、おとなしくホテルの中で食べるべきだったな、と後悔。
その後はホテルに預けていた荷物を引き取り、Grabで空港へ。
チェックイン開始時刻をまんじりと待ちます。
3時間前のオープンと同時に人がなだれ込み、他のエアラインのチェックイン開始時間もほぼ同時に始まったことで出国審査を通過してもその後の保安検査が激混み。
列が意味をなさず、横入りをする韓国人のおばさま団体客、叫び出す男性、職員不在の無法地帯に。
間にいた韓国人観光客がみんな前に横入りしていったため、その近辺にいた日本人が固まりとなり、謎の連帯感で絶対に横入りさせないぞ!と身を寄せ合う謎の状況。
トランジットの一団が途中から合流しそうになり、先頭にいた年配の男性が英語でビシッと指示を出していて、その後ろに並んでいた日本人たち感動…という場面も。
とにかくカオスな保安検査を何とか抜け、搭乗時刻までプライオリティパスを振りかざし、搭乗口近くのSONG HONGラウンジへ。

保安検査のカオスで人の波が抑えられているのか、私たちが入ったときはぼちぼち空席あり。

ドリンクコーナーや

生野菜たち、

おかゆ、

ヌードルバーもありました。
シャワーの順番待ちをしつつ、ヌードルバーでBunを注文。

ミエンとブンの違いが分からんねぇと思いつつモグモグ。
鳥だしっぽいあっさりしたスープでこれまた美味。
呑気に麺をすすっていたらシャワーの順番が回ってきたので慌ててシャワー室へ。

急いでしっかりした写真はとれず。
シャワー室自体は狭いですが、手前に荷物を置くスペースがあり、着替えやすくて◎

バスタオルとフェイスタオルが1枚ずつ、シャワージェル、シャンプー、コンディショナーのミニサイズがもらました。
シャワージェルって何に使うん?と思いつつ、シャワー。
シャワールームは2部屋あり、隣が使っていると急激に水量が減る仕組み。
上手くタイミングをずらせば快適に使えたかもしれないけれど、残念ながらヨワヨワチョロチョロの水しかでず。それでもなんとかシャンプーはできたのでOK。
ちなみにドライヤーもありますが、1つのみなので隣の部屋の人と出るタイミングが被ると奪い合いになるので注意(私はギリギリセーフ)。
シャワーから戻り、母と交代。
深夜だしあんまり食べるのもなぁ、と思いつつデザートを物色。

紅茶とヨーグルトで軽めに。
このヨーグルト、とてもあっさりしていて美味しかった。
日本のヨーグルトは甘くて濃厚だから年寄りには重たいんや…。

そういえばフルーツもあるな、と思ってとってきたパッションフルーツをトッピング。
見た目はアレですがプチプチしていて美味しい。
南国は果物が豊富で良いね~。無料でいただけて感謝。
そんなこんなで搭乗時刻。
搭乗記は別記事にある通り、無事に帰国できました。
ハノイは食べ物が好みにマッチしたのか何を食べても美味しく、とても楽しかったです。
また食い倒れしに行きたいな~と安い航空券(JAL縛り)探し中。
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